４．おすすめの外貨建保険は？
積立型の外貨建保険については、３．外貨建保険とは？でまとめています。
今回は、外貨建保険の中でも私が特におすすめしているもの、巷で評判なものをご紹介いたします。「積立型」でメットライフ生命の『ドルスマート』と、ジブラルタ生命の『米国ドル建終身保険』を、また「一時払型」としてアクサ生命の『アップサイドプラス』をピックアップします。
メットライフ生命『ドルスマート』
まずは、メットライフ生命から提供されている『ドルスマート』です。一番の特徴は、積立利率が年３％で最低保証されているという点でしょう。言い換えれば、情勢にかかわらず年３％の利率を下回ることがないため、健全な運用を目指したい方には適しています。
また、支払った保険料の一部を変額運用にまわす商品もあるのですが、この『ドルスマート』は全額が定額運用にまわされるため、安全性も高いと言えます。積立型としては、非常におすすめできる商品だと思います。
ジブラルタ生命『米国ドル建終身保険』
次に、ジブラルタ生命より提供されている『米国ドル建終身保険』です。外貨建保険に主力を置いている会社であるため、外貨建保険のレパートリー・安心感には信頼があります。私の周りで、外貨建保険にご加入済みであるお客さまはいらっしゃいますが、そのほとんどがジブラルタ生命の商品であるといっても過言でないほど、印象深いものになっています。
「この商品の目立った特徴はない」というのが私の感想ですが、巷の評判は高いです。なにより、ジブラルタ生命営業マンは業界内でも定評があるため、“人” で金融商品を選ぶ方からの高評価を得ています。
アクサ生命『アップサイドプラス』
最後に、アクサ生命より提供されている『アップサイドプラス』です。こちらの商品は、上記２商品と商品内容がやや異なりますので、図解から説明します。
アップサイドプラスは、まとまった資金のある方が一時払い（一気に、ドンと支払う方法です）により加入する外貨建保険です。支払われた保険料は、定額部分と変額部分に分けられ、別々に運用がなされていきます。変額部分でガンガン運用にまわしながらも、定額部分で安全な運用がなされていくところに特徴があります。20年後にたとえ変額運用が上手くいかずとも、定額部分の運用により、元本（元手として支払った額）は最低保証されているので、大切な資産を守りながら、積極的に資産運用したい方にとっては非常にオイシイです。