【R2.3/30更新-優遇融資】新型コロナウイルスにより経済被害を受けた、フリーランス・小規模企業事業主さまへ
新型コロナウイルス等により経済被害を受けた、フリーランス・小規模企業事業主さまへ
2020年に入り世間を騒がせているコロナウイルスですが、いま現在ワクチンの開発・確固たる治療法が確立しておらず、2020年3月現在、今後も改善の目途がたっていない状況のようです(ちなみに、見た目がコロナ(太陽の光冠)に似ていることからその名が付けられているそうですよ)。感染防止のため、国民は外出の自粛を促されていますが、それに伴い、フリーランス・小規模企業を経営する事業主等には大打撃(売上の大幅な減少)が与えられています。かくいう私も、今月の売上が前月比・昨年同月比で95%ダウンという厳しい状況です(食べ物を恵んでください…笑)
とはいえ、日本はセーフティネットがしっかり整備されていますね。調べてみるといくつか救済措置が見受けられ、中でもいままでにないほど優遇された融資制度が各地で緊急配備されました。お金はいくらあっても問題のないもので、使わないときは返済をしてしまえば良いものかと思います。3月に入り要件も緩和され、フリーランス・小規模企業事業主に非常に有利な融資策となっていますので、ぜひともチャレンジしてみてください。
お金には、「借りた方が良いお金」と「借りない方が良いお金」がありますが、ここで紹介する融資制度は間違いなく「借りた方が良いお金」にあたると思料します!
コロナウイルスに負けない、骨太な事業を目指していきましょう!
【フリーランス・小規模企業事業主向け】政策金融公庫の融資
■政策金融公庫-新型コロナウイルス感染症特別貸付
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html
日本政策金融公庫による融資制度です。「最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している」あるいは、「業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している」ことが要件なのですが、コロナウイルスの影響を受けた事業主さまであれば、要件がクリアしやすいものとなっています。融資限度額も6,000万円までと大幅であり、実質無利子となる補給制度もあるため、非常におすすめの融資制度となっています。
■信用保証協会-セーフティネット貸付(4・5号)
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/07_keieisien_m.html
信用保証協会経由での融資制度です。セーフティネット貸付とは、経営の安定に支障が生じている中小企業者を、一般保証とは別枠で保障をする融資制度となっています。ページを開くと、4号の要件と5号の要件がありますが、5号の要件は飲食業・観光など事業が選別されているのに対し、4号の要件はほとんどの方が対象となっています。低金利での貸付となりますので、ぜひともおさえておきたい制度であると言えます。
【フリーランス向け】社会福祉協議会の融資
■社会福祉協議会-緊急小口資金(※失業されたかたは「総合支援資金」)
https://www.shakyo.or.jp/coronavirus/shikin20200324.pdf
社会福祉協議会による融資制度です。「少し影響を受けただけなんだけど…」という方はおすすめの制度となっています。こちらは10万円~20万円の融資が無利子・無担保で受けられる優遇措置となっています。据置期間も2年と長いですし、迷っているのであれば審査だけでも通すことを強くおすすめします。