8.不動産投資 その他のメリット②

7.不動産投資 その他のメリット①の続きです。





社会貢献-住まいの提供

これは投資全般に言えることですが、不動産投資を行うことは社会貢献につながります。不動産投資はマンションの一室等を買い取り、それを “借りたい!” と考えている人へ提供することが事業内容です。つまり、住まいを提供することでその人の生活を支えていることにもなっており、これが社会貢献だといわれるゆえんなのです。

やや大げさに感じる方もいると思いますが、そんなことはございません(?!)。法律を考える上では、住む場所は簡単に「出ていけ!」と言われないことなど、種々の優遇を受けており、“住む” ということが生活を営む上で重要視されているのです。

また、都内のワンルームマンション等は98%以上入居者が埋まっているため、住居に困ることが多々あります。貸し手(不動産のオーナー)にとっては「借り手がいっぱい居てくれて嬉しい!」状態ですが、借り手からすれば「住む場所に困る…」という状況なのです。そのため、不動産投資を行い、多くの借り手に住居を提供するのは社会貢献だといえるでしょう。

サブリース制度の活用で安定収入!

ここまで不動産投資について学んだ方であれば、「賃料収入で利益を得るのは分かった。けれど、借り手がいなかったら収入は入らないんでしょ?」と考えるかもしれませんね。これは半分正解で、半分誤りです。ここでサブリース制度について学びましょう。

サブリース制度(保障賃料収入)とは、空室・満室にかかわらず、一定の金額が不動産会社より支払われる制度のことです。ざっくりと例を挙げますと、通常であれば不安定で8万円受け取れる家賃を、サブリース制度の活用によって安定的に7万円受け取れるようにするのがその概要。保障料を支払う代わりに、不動産のオーナーは継続的に安定収入を得ることができるのです。

ちなみに、不動産投資を行う方のほとんどがこのサブリース制度を活用しております。そのため、4.不動産投資のシミュレーション:利回りは?でまとめたようなシミュレーションは、すべてサブリース制度の活用を前提にお話ししています。

まとめ:不動産投資のメリットには、「社会貢献ができる」「サブリース制度の活用」といったメリットもあります!

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